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小児の食事性肥満の成因について

Research Project

Project/Area Number 05772067
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Nursing
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

増田 敦子  信州大学, 医療技術短期大学部, 講師 (70165710)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords肥満のリスクファクター / 成人病の予防 / 間食 / 家族歴 / 肥満に対する認識
Research Abstract

5才の保育園児を対象に、肥満状況、食事に関係する環境調査を実施し、食事性肥満の成因について検討した。
1)幼児の健康調査による肥満度は、-17%から42%で、50%以上の高度肥満な該当する園児はいなかった。
2)食事調査
保育園児の1日の熱量、タンパク質、脂質、糖質、食塩摂取量を調べたところ、熱量、タンパク量、食塩摂取量については肥満度が大きいほど多く、家族に高血圧症のいる園児は食塩摂取量が多い傾向が見られた。夕食時間が遅い家庭や夜食を食べている園児に朝食の摂取量が少ないか、欠食している園児に肥満度が大きい傾向が見られた。
3)母親の意識調査
「成人病の予防を小児期から始めることが重要である」という認識度が高い母親は子供の食事に注意している程度も高いが、子供の肥満度とは関連がなかった。
以上より、食物に対する嗜好は小児期に確立され、それが生涯続くので、肥満のリスクファクターを持つ者は子供の頃から積極的に食習慣の改善をはかることが重要である。たとえば、朝食をきちんと、そしておいしく食べるには、できるだけ早く起き、身支度、軽い運動で食欲を促すこと、また、間食や夜食は、夕食や翌日の朝食減退を招かないように与える時刻と質と量を考える必要がある。また、家族歴に肥満のリスクファクターがあるかどうかは家族の肥満に対する認識にも影響を与え、さらに幼児期からの生活指導が家族特に母親に浸透させていく上で重要であると考えられる。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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