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生涯スポーツ学習活動における組織化阻害要因の検討地域ボランティアによるスポーツクラブの組織運営の問題点に着目して

Research Project

Project/Area Number 05780074
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

佐藤 充宏  徳島大学, 総合科学部, 講師 (70235399)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1993: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords生涯スポーツ学習 / クラブ運営 / スポーツボランティア
Research Abstract

本研究は、徳島県及び岡山県の家庭婦人バレーボールクラブ、スポーツ少年団、ゲートボールクラブの運営者869名を対象として、生涯スポーツ学習活動におけるボランティアとしての運営者の現状と限界性について調査分析した結果、以下のようなことが明かとなった。
・運営者は、過去に幹部経験を持ち、知人やクラブメンバーからの依頼で引き受け、技術指導、計画立案、会議や渉外などを中心に仕事をしている。他の指導者との交流や研修会で情報を収集し、運営者としての技能を高めようと努力している。
・運営の仕事に対して、積極的な人は約7割で、消極的な人が約3割程度いる。今後仕事が増えることに対して「必要であると考えられる仕事ならば引きうける」とする人が56.1%いた。
・運営上での限界と感じていることは、家庭や仕事の時間への圧迫(45.8%)、メンバー集め(44.2%)、メンバー間の人間関係の調整(41.8%)などが主な問題となっている。
・運営者としての喜びは、友人や知人が増え、メンバーとの人間関係の深まり、信頼関係など、交際範囲が広がったことが主要な要因である。
以上の結果から、今後、地域での生涯スポーツ学習活動を推進するためには、運営者の自主的で無償性の高いクラブの運営行動が満足に遂行できる環境を保証していく必要がある。そのためには、運営者のネットワーク化やクラブ運営の組織的援助などの方策が重要となるであろう。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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