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記憶を参照するリーチング動作学習モデルに関する研究

Research Project

Project/Area Number 05780079
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionKyushu Institute of Technology

Principal Investigator

木村 広  九州工業大学, 工学部, 講師 (30195375)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords学習 / ルール / ゆらぎ
Research Abstract

備品として申請したハードディスクが消耗品として納入されたほか、補助金は計画通りに執行した。
まず、研究の過程で、Bizziらの実験の解釈に疑問を持ち、その疑問点について、日本体育学会(大阪)で発表した。その内容は、外乱に対する動作の復帰現象は、動作の初めから終わりまでの全運動プログラムが動作に先立って立案されていると考える以外に、筋やけんなどのハードウェア的特性から説明づけられる可能性はないか、というものであった。
次に、if-then形式で表わしたルールを利用して運動を学習するとき、簡単なタスクが自由度の低い学習者に与えられた場合はうまくいっても、タスクの複雑さ、あるいは学習者の自由度が増すにつれ、膨大な量のルールが必要となることがわかって、研究は一時、壁にぶつかった。
しかし、ルールが、硬直したものではなく、ある程度の幅を持ってゆらいでいる場合、あるいは、条件判断が紋切り型ではなくぼやけている場合(いわゆるファジ-)には、少数のルールでも比較的広範囲の運動の学習に役立てることができる可能性を見つけて、研究は前進した。
さらに、このようなゆらぎをもった、ぼやけたルールを用いると、ホップフィールド型のニューラルネット計算がローカルミニマムをだ脱出できること、および、そのゆらぎによって、運動者のパフォーマンスのゆらぎとパフォーマンスの個人差を説明できるというアイデアを得、日本バイオメカニクス学会でそのトピックについて発表する。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 木村広: "終端位置制御仮説は捨てるべき仮説か" 日本体育学会 第44回 大学会. 360- (1993)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report
  • [Publications] 木村広: "運動におけるふたつのVariabilityを関係づける仮説の提案" 日本バイオメカニクス学会編、生体・運動のシステム. (1994)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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