Project/Area Number |
05780080
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
体育学
|
Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
磯貝 浩久 九州工業大学, 情報工学部, 講師 (70223055)
|
Project Period (FY) |
1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1993: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
|
Keywords | 社会的体格不安 / 因子的妥当性 / 信頼性 / 性差 / 身体活動 / BMI |
Research Abstract |
本研究では、社会的体格不安を自分の体格について他人が評価することを経験する中で生じる不安として捉え、社会的体格不安を客観的に測定する質問紙を作成することを第一の目的とした。さらに、社会的体格不安の性差、社会的体格不安と実際の体型との関係、行動様式(食行動、身体活動等)との関係、パーソナリティとの関係について検討を行った。 対象は、1523名の大学生男女であり、2度にわたって調査を行い、得られた結果を要約すると以下の通りである。 1)社会的体格不安の測定: Elizabeth(1989)らにより開発された、社会的体格不安スケール(SPAS)の日本人への適用可能性を因子的妥当性と信頼性から検討した。内的整合性を調べるための項目分析の結果と、信頼性計数を算出した結果から信頼性が確認された。因子分析法の結果、SPASと同様に1因子が抽出され、すべての項目が含まれていた。因子的妥当性が確認され、日本語版SPAS質問紙が作成できた。 2)社会的体格不安の関連要因の検討 (1)社会的体格不安の性差については、女性が男性よりも高い不安を有しているという傾向が示された。 (2)BMIという身体指標と社会的体格不安の関係については、女性で相関が見られたのに対し、男性では相関が見られなかった。 社会的体格不安は食行動と関係しているが、身体活動状況とはあまり関連が見られなかった。 (4)社会的体格不安はパーソナリティ要因と関係していた。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)