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入院患者を対象としたダンス・セラピーの短期的処方の実践による治療モデルの検討

Research Project

Project/Area Number 05780120
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionNagasaki Prefectural Women's Junior College

Principal Investigator

八木 ありさ  長崎県立女子短期大学, 体育科, 講師 (80249648)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsダンス・セラピー / 評価
Research Abstract

1.目的と方法 本研究では、精神科入院患者の小グループを対象としたダンス・セラピーの処方・実践を行い、ダンス・セラピーのプロセスとそれに関わる諸要因を、ビデオテープに収録された映像記録の分析を中心に検討している。
過去の実践法および、アメリカにおける実践法をもとに、ダンス・セラピーの評価尺度を検討した。本研究ではダンス・セラピーの評価の指標を、心身の活性化、自己認識の回復、感情認知・対人関係の再構築、つまり身体エネルギーの運動への置き換えの在り方、感情体験その他の言語化の様子、グループ内での適応行動とした。具体的には自発的運動の探求を可能にし、なおかつ他者との相互関係への示唆も可能になるように、即興的身体表出を契機としつつ同調的展開をもたらす参加者主導型のセッションを(隔週・90分間×10回…現在実施中)計画した。実践の模様をVTRに収録。映像記録から次の評定項目を2名の評定者により評定した。(1)運動を起こしている身体部位、(2)生じている運動の規定要因(空間性、力性、時間制)、(3)感情的体験を代表するイメージの言語化、(4)関係性を代表するグループの成長プロセス。
2.成果 これまでの経過からは、セッション各回の評定により、身体部位および運動の規定要因に関する評定は、感情体験の言語表出に関する評定との間で一致を見せており、運動の質の評定はセッション参加者の変化をある程度代表することができるものと考えられる。
また、セッションで中心的に取り上げられるイメージや感情体験とその展開に沿って、そのときの参加者個々の適応度に応じた関係性が発展・変化を遂げることが分かった。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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