Project/Area Number |
05780159
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 立体表示 / 空間認識 / 判断時間 / メンタルイメージ / 仮現運動 |
Research Abstract |
複雑な図形などを立体提示することによって、視覚認識が容易になるため、教育的にも有効である。本研究では、図形を立体テレビで3次元提示することにより、通常テレビの2次元提示の場合よりも視覚認識が容易であることを定量的に明らかにすることを目的とした。視覚認識の容易さを、2つの提示図形の異同判別に要する判断時間で、評価する方法で研究を行なった。以下に、本研究で得られた成果を示す。 (1)提示パターン用の3次元CG(コンピュータグラフィックス)による図形の表示と回転を行なう、プログラムとNTSC映像を作成した。 (2)図形提示から図形の異同を判断する判断時間を1/l00秒の精度で測定するシステムを作成した。 (3)判断時間を測定したところ、奥行回転、平面回転とも、3次元で表示した方が、判断時間は1%水準で有意に短くなることがわかった。 (4)2次元と3次元で提示する順序が、表示効果に影響を与えたが、これは、3欠元表示による効果と提示順による慣れの効果に起因することがわかった。 (5)表示した次元による判断時間の差は、回転後の図形のイメージ化に掛かる時間であることがわかった。 図形の回転方同による判断時間の違いなども示されたが、これらは残された課題であることを示した。
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