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コンピュータ・ネットワークを利用した手話学習システムの研究

Research Project

Project/Area Number 05780173
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educational technology
Research InstitutionTsukuba College of Technology

Principal Investigator

内藤 一郎  筑波技術短期大学, 電子情報学科, 助手 (00237182)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords手話学習 / コンピュータ・ネットワーク / イーサネット / 動画像データ / 電子化辞書 / 双方向検索 / 対話型教材 / 学習用システム
Research Abstract

1.イーサネット接続によるコンピュータ・ネットワークを構築し、手話動画像の品質を検討した。その結果、動画像データを管理しているサーバーマシンへ利用者が単独で接続する場合では、手話を認識するのに十分な動画像の品質が得られるが、複数の利用者による接続で同時に動画を再生する場合には、動画再生時の毎秒当たりのフレーム数に減少がみられた。動画像データの圧縮や再生画面のコンパト化による改善は可能であるが、利用する端末数が増えてくると同じ問題が起こる。このため、サーバーで動画像データを一元管理するシステムは、利用者が任意にアクセスする自学習システムとして有効であり、授業等の集団学習などの場合には、あらかじめ必要なデータを利用者のマシンへ転送するような利用形態や、各端末に同じ動画を同時に再生させるような利用形態が有効であることがわかった。
2.手話学習を支援するための手話電子化辞書を試作し手話教材の内容について検討を行った。試作した電子化辞書は、日本語から手話への検索だけではなく、手の形態情報を利用した手話から日本語への検索も行える双方向検索の機能と手話単語に関する動画像や情報を得る機能を持つ。聴障者ならびに健聴者に利用してもらった結果、利用後の感触は良く、コンピュータ・ネットワーク上の手話学習システムの有効性が確認された。ただし、教材の内容としては、手話単語を検索し情報を得る電子化辞書だけではなく、系統的に学習が進められるような内容の検討やコンピュータの教材の特性を活かして利用者がより対話的に学習できるような内容の検討、ならびに動画像利用の特性を活かした手話の読み取り学習ができるような教材の検討が必要であることがわかった。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 内藤一郎: "手話学習システムのための電子化辞書の検討" 電子情報通信学会技術研究報告書. ET93-114. 57-64 (1994)

    • Related Report
      1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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