Project/Area Number |
05780214
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Statistical science
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
江島 伸興 長崎大学, 教養部, 助教授 (20203630)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 因果分析 / 最尤推定アルゴリズム / 潜在構造分析 / 潜在尺度分析 / 潜在マルコフ連鎖モデル / 正規分布 / 連関モデル / 連関測度 |
Research Abstract |
本研究では(1)動的潜在構造分析、(2)連関モデルと正規分布の関係、(3)潜在尺度分析に関する研究を行い、それぞれ論文としてまとめている。(1)に関する論文はBehaviormetrika Vol.20に掲載の予定で、他の2編の論文は投稿中である。各研究内容は以下に述べる。また、継続研究中の内容についても補足する。 (1)では潜在マルコフ連鎖モデルとその拡張としての混合潜在マルコフ連鎖モデルの同等性の証明を与え、かつ前者のEM法を用いた最尤推定アルゴリズムが後者の母数推定のために容易に適用できることを示している。また、種々の動的モデルの潜在マルコフ連鎖モデルとしての取扱いについても与えている。 (2)では連関モデルと2変量正規分布を2つの連関測度の基づいて比較している。連関モデルの連関母数及びスコアの相関係数と潜在正規分布の相関係数の関係について考察し、連関モデルが後者の近似として有効な構造を有することを示している。 (2)は2値データの簡素化のために提唱されている潜在尺度分析における部分母集団比率推定について論じている。分解方程式が適解を持つことが証明され、解を与えるアルゴリズムを提唱している。このことにより各部分母集団内でのパスの分析も可能となる。 (1)の継続研究としては連続時間マルコフ連鎖の潜在過程へ応用が考えられる。この課題はについては母数推定と混合過程での解釈について研究中であある。(2)においては一般の連関モデル及び多変量正規分布の比較と正準相関分析の関連について考究中である。(3)に関しては2値変量の因果分析および潜在クラス分析へのクラスター分析の応用を考究している。
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