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推敲を考慮した自然言語生成のための文法の形式化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 05780280
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Intelligent informatics
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

徳永 健伸  東京工業大学, 工学部・情報工学科, 助教授 (20197875)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords自然言語処理 / 自然言語生成 / 体系機能文法 / 体系網 / 意味素性 / 生成システム
Research Abstract

我々人間は、一つの事象を表すのに様々な表現を使い分けている。これは、文脈により同じ事象に対する解釈の仕方が異なり、文として表層に現れる際に異なった表現となるからである。言語の生成を計算機によっておこなう場合に、このような表現の使い分けを可能にするためには、解釈の違いによりどのように表現が異なってくるのかという知識が必要となる。本研究では、日本語生成システムに使うために、この知識を文法として表すことを目的とした。文法を作成する際の言語学理論として体系機能言語学(systemic functional linguistics)を採用し、体系網(systemic network)を用いた文法をつくることとした。
体系網では解釈を意味の素性の集合として表す。つまり、意味の素性の組み合わせの違いにより、言語表現の違いを説明する。このような意味の素性と言語表現の関係を以下のようにして調べた。まず、計算機辞書IPALの統語的情報を用いて表現を振舞の違いによって部分集合に分ける。各部分集合の要素が共通に持つと思われる意味を抽出する。その意味を意味素性とし、体系網で表現する。
このような方法で、日本語における表現の違いを分類し、その意味素性の抽出を行い、体系網により表現した。この体系網を使って意味素性の集合で解釈を表すことが、生成システムの文法として有効であることを確認した。更に体系網を詳細化すれば、一つ一つの解釈を明確に関係づけることができるとの見通しを得た。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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