Project/Area Number |
05780298
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Intelligent informatics
|
Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
酒井 浩 九州工業大学, 工学部, 講師 (60201513)
|
Project Period (FY) |
1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
|
Keywords | 論理プログラム / 仮説推論 / 不完全情報 / 知識ベース / エキスパートシステム / 演繹データベース / 様相論理 |
Research Abstract |
本研究では,最初に不完全な知識による不完全な論理プログラムを仮定し,正データや負データをシステムに与え矛盾が生じないようにして逐次的に完全な論理プログラムを得る手続きを問題としている.この目的に対して,プログラムの自動生成の枠組みまではまだ到達していない.しかし,いくつかの基本的な処理系の実現について裏面の研究発表欄に記述したように多くの結果を得ている.以下の3点がその主な内容である. (1)論理プログラムの一拡張として提案しているLPII(Logic Programming with Incomplete Information,不完全な情報も扱う論理プログラミング)に対する処理系の実現ができた.本処理系は,仮説を用いる推論部,プログラムから確定節と仮説を自動生成する変換部によって構成されている.変換部を実現できたことで,同一のプログラムに対して異なる3つの観点に基づく処理が可能になった. (2)LPIIの処理系を基にした簡単なエキスパートシステムを作成し,あいまいな情報の下での割当問題等を解かせることができた. (3)LPIIに対して様相性をもった解釈を導入し,選言論理プログラムの枠組みとの違いを明確にした. 今回の研究では基本的な処理系の実現に力点を置いたが,本処理系を論理プログラム生成に応用することが次の問題である.
|
Report
(1 results)
Research Products
(6 results)