Project/Area Number |
05780332
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
社会システム工学
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
柳川 佳也 岡山大学, 工学部, 助手 (50230256)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ジャストインタイム / かんばん / 在庫管理 / 生産管理 |
Research Abstract |
本研究は複数の工場・倉庫を巡回して部品・製品を納入する際などに、部品・製品の供給側が、考慮すべき混載輸送量、製品の需要量やリ-ドタイムの変動などの制限・条件がある場合に、ジャストインタイム管理方式のかんばん方式においてどの様な運用法を採用するのがよいかを決定することを目的としている。 そのため本年度においては、まず、上記の運用方式のモデル化を行うに当たり、需要側と供給側とが一対一の製品を、輸送量を決定変数(輸送量の上限値を設定しない場合)として運用する場合に、製品の需要量と輸送の際のリ-ドタイムが変化する環境下で輸送量をいくらに設定すれば良いかを導出した。 ついで、輸送量の上限値を決定変数として、上限値を設定しない場合のモデルを発展させ、在庫量の挙動がその新たな制約によりどの様になるかを、混載輸送量の混載各企業などの在庫量を混載輸送の周期や期間あたりの製品の出荷量、および、輸送に使用するコンテナ容量などの変数に対して解析を行った。 さらに、その解析に基づき、対象物の平均在庫量を引き取り周期・コンテナ容量や混載輸送量の上限値を変数として定式化した。さらに、評価関数を構成する運用費用項目(在庫費用・輸送費用など)ごとに分析し、評価関数を定式化した。今後、これら定式化された式に基づき、コンピュータ・シミュレーションによって採択すべき運用法を計算し、結果について考察を加える。
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