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高速道路特殊区間にも適用可能な道路騒音の予測手法の開発

Research Project

Project/Area Number 05780394
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 環境影響評価(含放射線生物学)
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

松井 利仁  京都大学, 工学部, 助手 (00219370)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords道路交通騒音 / L_<50> / 特殊区間 / 料金所 / 分岐 / 過剰減衰
Research Abstract

高速道路など定常的な交通流を仮定できる場合を対象に,道路交通騒音の騒音レベル変動の中央値L_<50>を予測するための予測手法を開発した。従来の予測式は,直線的な道路を対象としており,料金所や分岐箇所などの特殊区間での予測を行うには,計算機上で車両の流れをシミュレートし,受音点でのレベル変動を求める必要があった。本研究で開発した予測手法は直線以外の任意の道路にも適用可能であり,比較的簡便にL_<50>を計算することができる。また,地表面による吸収や障壁による減衰,風の影響など,過剰減衰を考慮して計算を行うことも可能である。
開発した予測手法は,L_<50>の特性を簡単なモデルで近似したもので,道路上の車両群に対し,線音源的な扱いを行っている。道路上からの騒音伝搬特性がなんらかの予測手法で求められていれば,複数の車両が道路上を走行している場合のL_<50>を,レベル分布全体を予測することなく,直接予測することができる。なお,導いた予測手法による計算値は,特定の条件下において,交通流として指数分布モデルを仮定した場合の理論値に一致するようになっている。
予測式の精度に関しては,直線道路だけでなく,料金所,分岐,交差箇所など,複雑な道路区間を対象とし,地表面による吸収や風の影響などを考慮したシミュレーション計算を行い,対応を検討した。その結果,導いた予測手法による計算値との差は最大でも1dB(A)程度であった。また,盛土及び高架構造の高速道路での実測値との対応においても非常によい結果が得られた。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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