両生類胚のアクチビンとレチノインさんの共同作用による分化に関する免疫組織化学的研究
Project/Area Number |
05780551
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Developmental biology
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
内山 英穂 横浜市立大学, 文理学部, 助手 (10221110)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | アフリカツメガエル / 中胚葉誘導 / アクチビン / フォリスタチン / レチノイン酸 / レセプター / 免疫組織化学 / 抗体 |
Research Abstract |
ツメガエル・アクチビンAおよびアクチビンB、ツメガエル・フォリスタチンについては、親水性の部域を検討して、アクチビンについてはC末端近く、フォリスタチンについては中央部分で13〜15merのペプチドを化学合成した。これをBSAにコンジュケードしてウサギ抗血清を得て、ペプチドカラムにより抗体を精製した。ツメガエル卵をPFAにより固定して免疫電顕を行ったところ、卵黄顆粒に有意な金コロイドのシグナルが検出された。動物極側、植物極側、背側、腹側でシグナルの密度に大きな差異は見られなかった。これらのシグナルはペプチドによる吸収で消えた。このことは、ツメガエル卵においては、アクチビンとフォリスタチンが卵黄顆粒に存在する可能性を示す。一方、東京大学・浅島研究室の福井らとの共同研究で、ツメガエルの初期胚のHPLCフラクションのEDF活性を測定したところ、3つのピークをもつEDF活性が検出され、リテンションタイムから考えて、ツメガエル初期胚にはアクチビンA,AB,Bの3種類が全て含まれるものと考えられた。また、それらを大きく上回るフォリスタチンの存在が福井より示された。 ツメガエル・レチノイン酸レセプターalphaに対するペプチド抗体も作成された。クリオスタット切片で抗原の局所を調べたとこら、胚全体の核にシグナルが検出され、原腸期の神経外胚葉、陥入した中胚葉部域にやや強いシグナルが見られた。こららの結果から、母性誘導因子、あるいはそのレセプターであるアクチビンとレチノイン酸レセプターは、発生のごく初期の段階ではっきりとした局在をもとものではなく、卵全体に広がって存在していることが考えられる。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)