航空運送事業における安全管理システムの構築

Research Project

Project/Area Number	05803010
Research Category	Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
Allocation Type	Single-year Grants
Research Field	Commerce
Research Institution	Kansai University
Principal Investigator	羽原敬二関西大学, 商学部, 助教授 (80148494)
Project Period (FY)	1993
Project Status	Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help	¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000) Fiscal Year 1993: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords	航空安全 / 航空機事故要因 / 航空機事故防止プログラム / 航空運送システム / 安全管理 / ヒューマン・ファクター / リスクマネジメント / 運航安全管理組織
Research Abstract	航空運送事業における安全管理について、リスクマネジメントの観点から,【.encircled1.】人間を中心とした自動化に関する原則の確立,【.encircled2.】航空安全報告制度の活用,【.encircled3.】事故調査におけるヒューマン・ファクターの重視,【.encircled4.】人間の行動と事故の因果関係の研究,【.encircled5.】パイロットと管制官との間における情報伝達方式の開発,【.encircled6.】コックピットの制御・表示機器類に関する新技術の開発,【.encircled7.】航空従事者の訓練,採用,評価方式の検討,【.encircled8.】人間工学を導入した航空機設計の型式証明に関する基準の開発,【.encircled9.】ヒューマン・ファクターを配慮した航空機,管制施設の整備・検査方式の確立,の根本的な課題を洗い出す結果を得た。これらの問題に対して,【.encircled1.】航空運送システムにおける安全管理の責任,【.encircled2.】航空機事故の要因とヒューマン・ファクター,【.encircled3.】航空運送事業における無事故企業の実態,【.encircled4.】運航安全管理組織の機能と障害,の面から,現段階での研究成果に基づき,これまでの概念の整備およびシステム理念の明確化により,航空機事故に対応する安全管理システムを検討するための基礎的研究を終了した。