Project/Area Number |
05804006
|
Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
解析学
|
Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
林 仲夫 群馬大学, 工学部, 助教授 (30173016)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大久保 敏 群馬大学, 工学部, 講師 (00008533)
天羽 雅昭 群馬大学, 工学部, 講師 (60201901)
松本 健吾 群馬大学, 工学部, 講師 (40241864)
齋藤 三郎 群馬大学, 工学部, 教授 (10110397)
音田 功 群馬大学, 工学部, 教授 (00012906)
|
Project Period (FY) |
1993
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
|
Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Keywords | シュレディンガー方程式 / 波動方程式 / 大域解 / 外部境界値問題 / 解の解析性 / 解の平滑化 / 非線形発展方程式 |
Research Abstract |
1。プラズマ物理の研究に用いられる非線形シュレディンガー方程式の大域的弱解の存在と一意性をゲージ変換を用いることにより示した。これはすでに出版されている。また近似解とゲージ変換を用いることによりこの方程式の修正された波動作用素の存在とこの存在の証明に必要な解の一意性に対する定理を示した。これらはすでに2つの雑誌に出版されることが確定している。 2。シュレディンガー方程式固有の作用素を利用することにより微分を含んだ2次の非線形項を持った非線形シュレディンガー方程式の大域解の存在を示した。この結果はすでに出版されている。ここで用いた方法と1で用いられたゲージ変換を使うことにより広いクラスの非線形項を持ったシュレディンガー方程式の大域解の存在を示した。この結果はすでに論文としてまとめ雑誌に投稿した。 3。2次の非線形項を持った非線形波動方程式の外部境界値問題(デイリクレ問題及びノイマン問題)の大域解の存在を球対称解について示した。これらは2つの雑誌に出版されることが確定している。さらにデイリクレ問題の場合、境界に制限を加えることにより解の対称性に関する仮定をのぞくことができることを示した。これはすでに論文としてまとめ雑誌に投稿した。 4。ダイレーション作用素を用いることにより、非線形シュレディンガー方程式の時間に関する解析性を示した。これはすでに出版されることが確定している。初期値がジュブレクラスにある時、空間に関する解の解析性を示した。KdV方程式に対しても同様の結果を得た。これは解の平滑化と考えられる。これらの結果は論文としてまとめ雑誌に投稿する予定である。
|