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夜間電力を利用した水蒸気排気によるフロンを用いない氷蓄熱の研究

Research Project

Project/Area Number 05805063
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 化学工学一般
Research InstitutionTokyo University of Agriculture and Technology

Principal Investigator

山本 協子  東京農工大学, 工学部, 技官 (30191399)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 亀山 秀雄  東京農工大学, 工学部, 教授 (10114448)
Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords氷蓄熱 / 水蒸気排気式 / 高吸水性高分子 / 夜間電力 / 非フロン系 / 熱伝導度
Research Abstract

本研究は夜間電力の活用を図ると同時に,吸水性高分子-水-真空コンプレッサーの系による新しい氷蓄熱システムを採用することにより,脱フロンにも寄与しようとする。これまでにシステム構成に関する基礎的な検討はほぼ終了し,次期試験装置設計用データの収録が急がれていた。本補助金により,主に冷熱の取り出しに関して検討した.
1.Fig.1に示すような板状のゲル材料を充填した試料部を持ち,ダイアフラム式真空ポンプ排気系を備えた試験装置を作製した。計測は温度を多点にわたって測定することが主であり,圧力データ等とともにデータ収録装置により採取し,データ処理装置で解析した。
2.上記装置を用いて吸水性高分子の吸水特性及び真空排気法による製氷特性を調べた.さらに,Fig.2に示す実験からゲル材料の熱伝導度は0.5W/K/mであり,水の値に近いことが判明した.
3.真空排気による蓄熱過程は直経3-5mmの球状ゲル及び,厚み5mmの板状ゲルともにゲル槽全体均一に製氷が進行した.一方,冷媒を水として解凍を行なう段階では,板状ゲルを用いて水の流路を充分に確保する必要があることが分かった.また,この際,冷熱の取り出し曲線はFig.3のように低温部,立ち上がり部,高温部の3段階になる.今後解析を続け,ベンチスケール装置の設計を行なう基礎資料とする予定である.

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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