Project/Area Number |
05836027
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
非線形科学
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
甲斐 昌一 九州工業大学, 工学部, 教授 (20112295)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
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Keywords | 液晶 / 電気流体力学的不安定性 / 対流パターン / トポロジカルカオス / ジグザグパターン |
Research Abstract |
ネマチック液晶の電気流体力学的不安定性によって生じる対流現象の対流点近傍の非線形発展を研究した。その結果、実験的には対流点近傍の非線形発進として、パターン選択のダイナミックス、ジグザグ、スキュドバリコースなどの二次不安定性などが観測され、それらのモードのフーリエ解析が行われた。それより、FWDと呼ばれる欠陥乱流への遷移プロセスが明確にされ、弱い非線形発展によるパターン遷移の相図が完成された。また新しく発見された欠陥格子パターンの諸性質、たとえば、欠陥が格子状に規則正しく配列し局所的に隣合った欠陥とコヒーレントに振動しあっているがその振動周期などの性質が研究され、その分岐過程が二次の転移型であることが明かとなった。一方、対流点近傍で、理論的に外部からある定められた空間周期を強制的に与えた場合にどのようなパターンを非線形発展が生じるかが研究された。その結果、外部摂動周期の振幅を増加するとともに、ノーマルロール対流から波状ロール対流がより安定となるようになり、さらには安定なスキュドバリコースパターンやインコメンシュレートの波状ロールが現れることが分かった。その実験との一致は今後の研究課題として残った。 また、化学反応に流れがカップルした場合の現象についても研究がなされ、そこにマランゴニー効果による対流が発生し、それが反応過程と結合しソリトン的挙動を生み出すことが見いだされた。そのダイナミックな挙動は燃焼現象との類似性もみられ、今後の研究に興味がもたれる。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)