Project/Area Number |
05851042
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
|
Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
相庭 和彦 新潟大学, 教育学部, 助教授 (00222464)
|
Project Period (FY) |
1993 – 1994
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
|
Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
|
Keywords | 過疎農村部 / 農村社会 / 花嫁 |
Research Abstract |
本研究は、過疎化する農村社会が青年達の定住対策(後継者対策)の一つとしてヒィリピン・韓国をはじめとするアジアの国々から「花嫁」を迎えている。本研究は、この事実に注目し、「アジアからの花嫁」を迎えることが地域社会にどの様な変化をしているのかを生涯学習の観点から考察をしようとするための基礎研究である。 本年度科学研究費の交付を受けて、以下3点に力点を置き調査研究を進めてきた。 1.「アジアからの花嫁」を迎えている地域の生涯学習施策についての基礎資料の収集及び「花嫁」本人からの聞き取り調査のための準備。 2.戦後の社会教育研究のなかで「国際化」およびそれと密接に関わる人権問題がどのように扱われてきたのかについて理論的整理。 3.今日の「農村社会の国際化」の前史として、15年戦争期に展開された中国「満州」移民問題についての資料整理。 研究成果 1については、新潟県の過疎農村部で「アジアからの花嫁」を受け入れている地域の生涯学習施策についての資料集がほぼ完了した。2については「戦後社会教育論と人権」としてまとめ、『生涯学習時代の人権』(1994年6月明石書店より刊行予定)に収録。3については、日本社会教育学会研究大会(東京都立大学)にて「戦前社会教育と大陸の花嫁3」(共同報告)の一貫として報告。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)