マトリックスポテンシャルによる水分ストレスが鉢物,果菜類の品質に及ぼす影響
Project/Area Number |
05856004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
園芸・造園学
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
水田 洋一 京都大学, 農学部, 助手 (90239236)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 潅水制御 / 機能性膜 / 逆浸透濾過膜 / 観賞植物 / 屋内栽培 / 徒長制御 / 栽培装置 / 水ストレス |
Research Abstract |
1,植物の根圈には土壌も養液も存在しない栽培装置を試作し、その栽培装置で従来の土耕、ロックウ-ル耕と比較し、遜色ない大きさ、速度で園芸作物(コリウス、ペチュニア、パンジ-、メロン(育苗のみ)等)を育成することに成功した。このとき供給養液と植物を隔てるものは、セラミックフィルターよりルーズな逆浸透濾過膜の方が良いことがわかった。 2,上記栽培装置で栽培したコリウスを200日程度、ほとんど徒長させずに屋内条件で保てることを発見した。このときの条件は供給養液をイオン交換水に変えるだけであった。このとき対照区の土耕、ロック-ル耕のコリウスは10日程度で徒長し、15〜45日程度で全て枯死した。 3,上記コリウスを屋内に持込んだとき,PEGにより1MPa程度の浸透圧をかけたものに変えると、1か月以上植物茎葉は伸長せず、葉色の退色もかなり抑えられた。 今後の課題 (1),他の植物での屋内持込み条件の確認。 (2),水ストレスをより安定にかける方法の探索。(3),屋内長期持込み時のコリウスの生理状態の調査。 (4),水以外の肥料成分の管理方法の確立と管理したときの植物の様相の調査
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)