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麻疹ウイルス野生株からの温度感受性変異株の作成と、そのウイルス学的性状の変化の検討

Research Project

Project/Area Number 05857035
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Virology
Research InstitutionFukushima Medical University

Principal Investigator

細矢 光亮  福島県立医科大学, 医学部, 助手 (80192318)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsSSPE / 麻疹ウイルス / 温度感受性変異体 / M遺伝子
Research Abstract

1)臨床分離麻疹ウイルス(FM-1株)をもとにした温度感受性変異株(tsFM-1株)の作成
臨床分離麻疹ウイルス(FM-1株)をマ-モセットBリンパ球由来のB95細胞にて継代した。32℃で培養するとウイルスによる細胞変性(CPE)は当初軽度であったが、継代を重ねるに従い明らかなCPEを示すようになった。20代(5ヶ月)の継代の後には、FM-1株を37℃で培養した場合と同等のCPEを呈するようになったため、低温馴化株(tsFM-1株)が誘導されたと判断した。
2)FM-1株とtsFM-1株の神経毒性の比較
FM-1株またはtsFM-1株の1×10^4PFU/20mulを新生ハムスターの頭蓋内に接種し、その後8週間、神経症状の発現と生死を観察した。両群とも、明らかな症状を呈したハムスターはなく、神経病原性のあるウイルス株を得ることはできなかった。
3)M蛋白コード遺伝子の変異の検討
SSCP-PCR法によるM遺伝子変異を検討する準備として、各種麻疹ウイルスのM遺伝子をクローニングした。FM-1株、実験室標準株(Edmonston株、Sugiyama株)、SSPE株(Niigata-1株、Yamagata-1株)よりRNAを抽出し、逆転写反応後、M遺伝子の全蛋白コード領域を増幅するように作成したプライマーを用いて、PCR法を行った。これにより、全5株のM蛋白コード遺伝子をクローニングすることができた。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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