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体外衝撃波結石破砕術による抗糸球体基底膜抗体腎炎発生機序の解明

Research Project

Project/Area Number 05857168
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Urology
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

梅川 徹  近畿大学, 医学部, 助手 (00232893)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1993: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Keywords体外衝撃波結石破砕術 / 抗糸球体基底膜抗体腎炎 / 腎結石
Research Abstract

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を腎結石患者に施行した際に、術前・後で血中の自己抗体(抗IVコラーゲン.抗ラミニン.抗フィブロネクチン.抗ヘパランサルフェートプロテオグリカン)を経時的に測定した。9例の患者にて精査したところいずれの患者でも抗体の産生は認められなかった。
抗体を産生するにいたらずとも、抗原の露出や血中への流入があるか否かも確認するために、同様に、IVコラーゲン(TS)の血中値をESWL前後で測定した。13例につき、経時的に測定したが、やはり変化はなかった。
動物実験として、ウシ糸球体を精製し、これに対してshock waveを照射した群超音波群を比較した。この両者を、再度ブラウンノルウェーラットに注射し、腎炎を発症させたが、特に差は認めなかった。
以上の結果より、ESWLは腎炎を発症させる原因となる証状はなし、現在のところESWLと抗糸球体基底膜抗体腎炎発症との因果関係は無いものと考えられた。しかし、ESWL後の腎炎発症については、十分に術後の経過を観察する必要は有るものと思われた。抗糸球体基底膜腎炎の発症機序が不明である現在、これ以上のESWLとの関係を明らかにすることには限界を感じた。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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