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水泳運動における自己推進時抵抗(Active Drag)と推進力の測定法の開発

Research Project

Project/Area Number 05858013
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionMie University

Principal Investigator

高木 英樹  三重大学, 教育学部, 助教授 (80226753)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords水泳 / 推進力 / 抵抗 / 揚力
Research Abstract

本研究では、被験者を進行方向に一定速度でト-イングするシステム(Reel up System)を用いて、水泳時の抵抗(Active Drag:Da)を評価する方法を開発した。さらにDaや推進力と身体特性との関連性を検討することにより、タレント発掘や技術指導に役立てることを目的とした。
けのび姿勢でト-イングした時の抵抗値、Dp=k・v^nの抵抗係数:kと指数:nを求めた結果、kは2.837±0.405で、nは1.825±0.263であった。この値は先行研究と比較してみると、抵抗係数には多少差異があるものの指数はほぼ同じ値を示した。従って、抵抗検出システムとして妥当であると考えられる。また、抵抗係数に差が生じたのは、Dpの抵抗係数と断面積との間に有意な相関が見られたことより、被験者の断面積と関連性があると考えられる。一方、指数と身体特性との間に有意な相関が見られなかったことよりDpの指数は身体特性に関係がないと考えられる。
自由水泳時の抵抗値、Da=K・v^Nの抵抗係数:Kと指数:Nを推定した結果、K=3.553±1.166、N=2.069±0.389となった。この値は、MAD‐Systemの報告よりやや大きい結果を示した。これは、MAD‐Systemでは、腕かきだけでキックを打たない状態で行っているため、本測定では、キック分の抵抗が付加されていると考えられる。
今回の測定より、本研究で用いた牽引装置(Reel up System)は、NAD‐Systemより簡便で実用的であることが示唆された。また、水泳時と身体特性との関連性が明らかになったことにより、より効率の良いトレーニング方法を確立していく上で指標となると考えられる。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2018-06-07  

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