社会科テスト問題解答過程の特性分析に基づく評価方法の研究
Project/Area Number |
05858037
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
寺尾 健夫 福井大学, 教育学部, 助教授 (70217412)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 社会科テスト / 評価方法 / 解答分析 / テスト問題 |
Research Abstract |
平成5年度において以下のような研究実績を上げることができた。 (1)小学校社会科で利用されている教師自作のテスト問題、師範テスト問題約400件を収集し、テスト問題に関する直接資料をコンピュータ利用によってデータベース化した。これによって、テスト問題の直接資料の分析が短時間で容易に行えるようになった。 (2)収集したテスト問題事例を分析しその作成方法を再構成した。この結果を利用しながら、さらにテスト問題を分析するための評価に関するフレームワークを作成した。このフレームワークに基づいて、収集したテスト問題を分析し、評価方略上の問題点と今後利用可能な利点を明らかにしてまとめた。 (3)テストに関するこれまでの研究論文を収集して分類し、これまでのテスト研究の成果を検討した。その結果、テストの本質的な部分の理論である、授業と連携したテストおよび認識・認知構造を解明するテスト理論が極めて少ないことがわかった。そして、認知心理学などの成果を援用しながら、今後残されているテスト研究の課題と研究の方向についてまとめた。 認知心理学などの関連書科学の文献を収集し、これらの検討に基づいて、子どものテスト問題解答過程の分析のための分析モデルを開発した。これによって、子どものテスト問題解答過程を分析するための方法が明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)