Project/Area Number |
05858048
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Intelligent informatics
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
伊東 幸宏 静岡大学, 工学部, 助教授 (20193526)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 1993: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | 文章理解 / イメージ / 世界モデル |
Research Abstract |
1.言語と図的表現の併用パタンに関するケーススタディー 中学生程度を対象とした技術科の教科書、参考書から、図を併用している簡単な説明文収集し、文章理解において図か果たす役割、図と文章との相補的関係のあり方を検討した。 2.計算機上での図的表現の構築手法に関する検討 計算機上で図的表現を取り扱うためのデータ構造を、従来型の記号的対象世界モデルとの整合を考慮して、空間の連続性を抽象的に取り扱い得る実数座標系上での数式表現の形で定義し、計算機による基本的操作方法を定めた。 3.イメージ的推論機構の実現 イメージ的推論機構、およびイメージ的表現と記号的認識表現との相互変換機構を開発した。 4.イメージ情報と記号情報との相補的取り扱いに関する検討 イメージ的推論系と記号推論系とのインタラクション機構を検討し、文章を読み取るための制御機構から記号推論機構・イメージ的推論機構を呼び出して対象世界モデルに構築するメカニズムを検討した。 5.イメージ的取り扱いの対象属性の拡張 以上の検討が主に位置変化に関わるものに限定していたのに対し、圧力や体積など実体がもつ様々な属性に対しても、同様にイメージ的属性空間を保持する必要性を検討した。
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