Project/Area Number |
05F05753
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Applied microbiology
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Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
吉田 直人 University of Miyazaki, 農学部, 准教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MASIL Khan 宮崎大学, 農学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 下水汚泥 / 活性汚泥 / 高分子系下水汚泥 / コンポスト化 / クロレラ |
Research Abstract |
汚泥の腐熟化を促進すると思われる汚泥資化性細菌2株(P株,Y株)を純粋分離した。分離された細菌の生理的性質を調べ、若干の知見を得た。 Bacteria-P株,Bacteria-Y株の生育最適pHはそれぞれ9、7であった。24時間培養においてはpH7でBacteria-Y株の生育速度はBacteria-P株よりも早かった。Bacteria-P株、Bacteria-Y株の生育最適温度をルシフェラーゼ発光法にて調べると、それぞれ40、37℃で最適であった。ルシフェラーゼの発光量が少ないのは静置培養のせいではないかと思われる。分離された最近は好気環境を好むと思われる。オキシダーゼ試験において、Bacteria-P株は試験紙の変化が見られなかったのでオキシダーゼ陰性であった。Bacteria-Y株は薄青色に変化したのでオキシダーゼ陽性であった。カタラーゼ試験において両株ともに懸濁直後に激しい泡の形成がみられたので、カタラーゼ陽性であるといえる。 Bacteria-Y株のみ16SrRNA遺伝子の一部の塩基配列を決定することができた。リバースプライマー、フォワードプライマーを使用した場合、ともに約550bpの塩基配列が明らかとなった(16SrRNAの全長は1500-1600bp)。BLASTリサーチの結果リバースプライマーを用いて決定された塩基配列はBrevibacteriumlutescens (Accession No. AJ488509)と、フォワードプライマーを用いて決定された塩基配列はBrevibacterium sp.TUT1201 (Accession No. AB188208)と最もホモロジーが高かった。したがってBacteria-Y株はBrevibacterium属細菌であると思われる。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)