ネットワークを介したゲーム(オンラインゲーム)の数理モデルを確立すると共にシミュレータを開発する
Project/Area Number |
05F05792
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Media informatics/Database
|
Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
中津 良平 関西学院大学, 理工学部, 教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
BOSSER Anne-Gwenn 関西学院大学, 理工学部, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2005 – 2006
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
|
Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
|
Keywords | オンラインゲーム / ゲームモデル / ユーザインタラクション / ゲームシミュレータ / シミュレータ |
Research Abstract |
多人数参加型ゲーム(いわゆるオンラインゲーム)のモデル・シミュレータを作成する事を目的とした。ネットワークを介して多人数が参加するオンラインゲームは最近急激に盛んになりつつあるゲームであり、今後のゲームの主流になるだろうとの予測もある。したがって、オンラインゲームの研究や開発を進めるためには、その特性を考慮したモデル構築やオンラインゲームの各種のシミュレーションを行うシミュレータの構築が必須である。しかしながら、ネットワークを介することによる遅延などの問題、多人数参加による分散型システムの持つ問題、ゲームというリアルタイム性に関する問題などを考慮する必要があり、現時点ではオンラインゲームの適切なモデル・シミュレータは存在しないのが実状である。そのため現在は、各ゲームメーカは試行錯誤的にゲームを開発しているのが実状であり、オンラインゲームの研究・市場の発展の大きな障害となる恐れがある。 平成18年度は、平成17年度に行なったオンラインゲームモデルの理論的検討に基づき、オンラインゲームシミュレータを開発した。そのために高機能パソコンを購入した。また、構築したシミュレータ上で実際に簡易なゲームを構築し、ゲームの評価を行う事により、モデルの正当性を検証した。モデル、シミュレータ、シミュレータ上のゲーム、モデルの評価などに関する研究結果を複数の海外における国際会議で発表した。 本研究の結果得られるモデル・シミュレータは、オンラインゲームの研究やオンラインゲームの開発の進展に大きな貢献をすると期待される。
|
Report
(2 results)
Research Products
(3 results)