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生体試料中のカドミウム・鉛を指標とした環境汚染の評価:台湾と日本との比較

Research Project

Project/Area Number 06041068
Research Category

Grant-in-Aid for international Scientific Research

Allocation TypeSingle-year Grants
SectionField Research
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

池田 正之  京都大学, 医学部, 教授 (00025579)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) WU Y.ーG.  労働衛生職業病研究所, 教授
GUO Y.ーL.L.  国立成功大学, 教授
新保 慎一郎  京都女子大学, 短期大学部, 教授 (60027406)
渡辺 孝男  宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20004608)
Project Period (FY) 1994 – 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1995)
Budget Amount *help
¥7,500,000 (Direct Cost: ¥7,500,000)
Fiscal Year 1995: ¥4,200,000 (Direct Cost: ¥4,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Keywordsカドミウム / 鉛 / 環境汚染 / 人体負荷 / 台南 / 上海
Research Abstract

平成6年秋に台南市における調査を行い、またそれに先立ってその直前に比較するためん上海市における調査を行った。両地においてそれぞれ研究機関に勤務する成人女性(いずれも非喫煙者)各50名を対象に陰膳方式による24時間食物検体・末梢血検体・一時尿検体を収集した。食物検体は現地で極力構成食品目別に弁別・秤量し重量を記録したのち、ブレンダーを用いて全量を混和・磨砕し、粥状の磨砕物の一部を洗浄容器に移して研究室に移送、凍結保存した。秤量に先立ちことに台南では緯度が日本と著しく異なるため、電子天秤の機能に問題が生じることが懸念されたが、特に困難な点は無かった。秤量・積算法による一日栄養摂取量の算出に際しては中国大陸と台湾間で、また中国大陸の中でも四大別された地域間で用いるべき食品成分表が異なることが見出されたが、それぞれの地域に対応する食品成分表をコンピュータ入力することにより解決された。食物検体中のカドミウム・鉛を分析するに際して、前処理として鉱酸存在下加熱による湿式灰化処理を行うが、上海市・台南市いずれの食物検体も日本国内で得られる食物検体に比して油脂の含有が多く、灰化により強い条件を必要とすることが明らかになった。食物検体・血液検体ともに灰化を終了し、現在無炎原子吸光法によるカドミウム・鉛の分析と、ICP法による栄養元素の分析の分析を進めているが、予備的解析によれば、両地域とも日本国内に比してカドミウム負荷は小さく、鉛負荷は大きい傾向にある。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2018-06-07  

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