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金属スクラップの発生とリサイクル性

Research Project

Project/Area Number 06201201
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

徳田 昌則  東北大学, 素材工学研究所, 教授 (30006027)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 1994: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywords金属材料 / スクラップ / リサイクル / 枯渇資源
Research Abstract

金属元素は高度技術社会では、従来よりはるかに多彩な形態で利用され、社会の隅々にまで浸透し、大量に蓄積され、一定の製品寿命を経て、廃棄され、或いは資源利用の静脈ルートに還される。従って、持続可能な発展の達成には、これらのスクラップの合理的なリサイクリング・システムの確立が必要である。本研究は、日本における金属の利用とスクラップの発生状態、リサイクリングの現状、それを困難にしている技術的ならびに非技術的問題を明らかにすることを目的とし、量産金属としての鉄鋼と典型的レアメタルであるニッケル、ニオブおよびタンタルを取り上げ、それらのスクラップについて、その発生、回収、処理の現状と課題、現在処理を阻んでいる要因を解析したものである。レアメタルは磁石、電池、コンデンサーのように単純組成素材で使用されるものは、ルートの確立により、リサイクルはある程度進められている。
しかし、多くは合金化による機能向上がはかられており、合金としてのリサイクルが望ましい。低合金鋼やメッキに利用されるレアメタルは鉄の汚染元素となり、鉄のリサイクル確立にも障害となっている。一部元素は、製鋼プロセスの改善により濃縮分離が可能である。
このように、多くの金属元素にとって、分離回収を行うための技術的条件はかなり明らかにされている。実際のリサイクルプロセスとして成立させるためには、使用済み後の部品や素材が、製造者の下に還流され得るような社会的システムの確立が極めて重要である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2018-06-07  

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