Project/Area Number |
06202107
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
吉田 光雄 大阪大学, 人間科学部, 教授 (10028334)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小無 啓司 園田学園女子大学, 国際分化学部, 教授 (20161953)
黒上 晴夫 金沢大学, 教育学部, 助教授 (20215081)
佐賀 啓男 放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30196109)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 映像情報 / 視覚化データベース / ハイパーテキスト / 遠隔地教育 / 表情 / ハイパー図鑑 |
Research Abstract |
次の分担課題に関して研究を行い成果をあげた。 [1].社会調査結果の視覚化データベース:社会調査を実施後、データをコンピュータに保存し、結果を視覚的に見ることのできるデータベースを開発した。機種および言語は、1.NeXT Color,SAS,2.NeXT Color,Mathematica,3.SUN Sparc,S言語の3種類である。データはAscii形式で保存(処理時には固有の形式に変換されたものを使用)されているので互換性は高い。粗データおよび統計処理結果を視覚的に把握することにより、EDA(探索的データ解析に活用することができる。 [2].大学での教材となるハイパーテキスト型映像データベースの開発と評価:大学における授業および学生の個別的学習をより効果的なものとするために、ハイパーテキスト型の映像データベースを開発し、それを実際の教育・学習場面に適用して、そこからの知識習得過程の性格、および、その利用を効果的にする諸条件を明らかにした。 [3].海外学術調査の成果を総合した映像データベースの開発と評価:パキスタンのアッラ-マ・イクバ-ル公開大学で実施した遠隔高等教育の実態に関する現地調査の成果を、総合的な映像データベースとして開発し、海外学術調査の記録、研究発表用にマルチメディアの映像データベースがいかに資するかを明らかにした。 [4].表情データベースの開発:表情を表す言葉の数値化を進める目的で再度アンケート調査を行い、表情を表す言葉のそれぞれにおいて、データ検索の上でのあいまい度を確定した。従って検索のときはあいまいさを考慮して検索範囲を広げて検索しなければならないが、この範囲をどこまで広げるかが確定された。 データベース実用化に際しては、データの大きさが問題となる。データ圧縮のための特殊なソフトウェアが必要となり、このユ-ティリティプログラムを改良し、機種によらず動作するものを作成した。 [5].教育におけるハイパー図鑑の開発と適用:入力する映像をそのままデータベースとして保存し、授業で活用するシステムを構築した。本システムは、小学校一年生の生活科で利用するために開発され、教育実践の場面で活用された。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)