Project/Area Number |
06205207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nara Women's University |
Principal Investigator |
麻生 武 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (70184132)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ふり / 身振り / 象徴機能 / 延滞模倣 |
Research Abstract |
平成6年度の重点「認知・言語」の科研費による研究として、以下の3つのことを行った。 (1)筆者の申請テーマである身振りや延滞模倣との発達に深く関連した乳幼児期の対人関係や認知の発達を広くレヴュ-し「一研究者か見たわが国の乳幼児研究のフロンティア」(1994 教心年報)としてまとめた。また、“ふり"の発達が、乳幼児期に養育者と子どもとの間に見られる「遊び」の発達と深く関連し合っているという新たな理論的考察を行った(「遊び」,1994 岩波出版:「“ふり"の意識について」,1995 発心大会)。 (2)筆者が長期に渡って全生活を日誌的に縦断的観察を行った乳児Uの生後2年目のデータについて、その日誌的観察記録(生後2年間で原稿用紙約8千枚)の分析・整理の作業を行った。また、乳児Uの生後2年目のビデオ記録テープを逐語的に文字記録化する作業を行った。これらの分析資料の一部を整理し、乳児Uの生後10か月から1歳6か月までの“ふり"の発達についてまとめ、これを1994年9月末の教育心理学会にて発表を行った。さらに、2歳0ケ月までのデータも粗描的に整理し、昨年度の科研費の研究で行った論文「“ふり"の3つのタイプ」(1994 永田昌文堂)の主張[“ふり"を次の3つのタイプに分類;(1)コミュニケーション行為としての“ふり"、(2)「動作による表象」としての“ふり"、(3)象徴的行為としての“ふり"]を、修正する発表を1995年1月の重点研究の研究会にて発表した。[(2)に科研費で購入したパソコンを用いていた]。 (3)自閉症児の療育に参加し、その遊びを観察し記録することによって、彼らの象徴能力・ふりの能力の特異性を明らかにする長期的縦断研究を継続して行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)