Project/Area Number |
06212201
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
鎌田 一雄 宇都宮大学, 工学部, 教授 (80016609)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安達 久博 宇都宮大学, 工学部, 助手 (00241844)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 手話 / 手指動作 / 顔表情 / 非手指動作 |
Research Abstract |
聴覚障害者が日常のコミュニケーション手段として使用する手話を対象として、手話表現における感性的、言語的な要因の理解を支援する機能を持つ手話表現データベースの構築を目指して以下の手順で検討を行った。 1.手話辞書に掲載される頻度が高い手話をいくつかの手話辞書から選定した。 2.音声言語とモダリティーが異なる手話の、代表的な手話表現の特徴として、疑問文、命令文、否定文、文接続関係、同時的な表現方法、主語と目的語の表現、空間的な配置の利用、代名詞の利用などを特徴項目として選んだ。 3.日本語単語が表す意味によって対応する手話が異なることがある(手話の意味による使い分け)。代表的な使い分けの単語を選び出した。 4.手話における形容詞的、副詞的な表現における手指動作、非手指動作の協調の解析のための単語の選定。 5.日常生活で手話を利用している聴覚障害者を対象として、手話語彙辞書のための手話表現、日本語文章に対応する手話表現文などを撮影した。 6.撮影した映像を、ランダムアクセス検索が可能なレーザディスクに記録した。 7.マッキントッシュコンピュータ上で動作するハイパーカードシステムに、レーザディスク装置を接続し、ハイパーカードプログラムから、手話映像がランダムアクセスの形態で呼び出せるシステムを構築した。 8.ハイパーカードシステムで、以下のようなシステムを構築した。 (1)日本語入力から対応する手話単語の映像を検索する日本語・手話語彙データベース。 (2)意味による使い分けを考慮した日本語単語手話語彙(例文付き)データベース。 (3)手話表現の特徴(表現特徴項目)から、特徴を表す手話映像例文を選んで検索する手話表現データベース。
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Report
(1 results)
Research Products
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