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画像の伝える感性情報の抽出と利用

Research Project

Project/Area Number 06212219
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKyushu Institute of Technology

Principal Investigator

鄭 絳宇  九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (40253562)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安部 憲広  九州工業大学, 情報工学部, 教授 (00029571)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords構図と感性 / スケッチ / 画面分割
Research Abstract

画像が扱えるコンピュータの普及、特に、マルチメディアの発展に伴い、より多くの人々が自らインタラクティブなインタフェースを通じてデザインを体験することができるようになった。画像で感性を伝えるデザイン分野において、コンピュータが人間の創造活動を積極的に支援していく必要がある。本研究は、人々にヒントを提供し、作品を評価するシステムの構築を目指して、画像の中に含まれる感性情報の抽出、表現、利用の方法を検討するものである。
人間のイメージに対する感覚は、モチーフ(描く対象)、色彩(とその組合せ)、そして、構図を知覚することによって得られる。本研究は、イメージから構図の情報を中心とする中間表現--「スケッチ」の抽出し、画像空間から感性パラメータ空間への射影を求める。
構図は、視覚特徴の数、サイズ、画面位置、分散度、画面分割、バランス、対象性、比例、格調、リズム、アクセント、余白などの要素を含む。これらの要素と感性的印象との結び付きを調べた。
画面構成を得るため、まず、スキャナーから入力した写真、ポスタ、絵画などを粗い分解能で画面分割する。スケールスペースでのゼロ交差法と直線のHough交換を利用した。得られた大きい領域は、画面分割、対象の数とサイズ、配列、余白、アクセントの抽出に利用する。また、Hough交換で得られた直線は、比例、方向、バランス等の算出に用いる。次に、領域の特徴とレ-アウトの関係を調べ、顕著度という尺度を定義し、画面中目立つ領域をランク付ける。最も顕著なものをアクセントとし、その位置と分割の比例関係を求める。テキスチャーに関しては、画像の微分フィルタリングを行い、対象の質感やタッチを求める。この他にヒストグラムや画面の微分値の分布から濃淡の対比、余白の面積、トーンの推定ができる。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2018-06-07  

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