感性デザインのためのマーケティング情報システムの基礎的研究
Project/Area Number |
06212223
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Asia University |
Principal Investigator |
長沢 伸也 亜細亜大学, 経営学部, 助教授 (40164412)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 1994: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | 感性デザイン / 感性品質 / 感性商品 / 感性評価 / マーケティング / 一対比較法 / AHP(階層化意思決定法) / ファジィ理論 |
Research Abstract |
感性品質や感性商品に関する情報やデータを体系的に収集し、処理・分析して、感性デザインの開発を支援するマーケティング情報システムを構築するための基礎的な研究を行い、本年度は以下の知見や成果を得た。 1.感性品質、感性商品、感性評価、感性デザイン、感性マーケティング及び感性マネジメントの定義を行い、その特徴を明らかにした。 2.マーケティングと品質管理と新製品開発の関係やマーケティングにおける品質について、内容及び課題を検討した。 3.感性デザインの開発を支援するマーケティング情報システムの雛型として、「商品企画七つ道具」を提案した。 4.感性デザインのクオリティ(質)の評価について、問題点及び課題を検討した。 5.システムを構成する統計バンクにおける感性評価データの解析手法について、以下の検討を行った。 (1)感性商品の評価に関する選好構造を多元的に表現して、生活環境におけるアメニティを追求するためにファジィ構造モデルを応用することを試み、マンションのデザインの評価を高めている条件を明らかにした。 (2)感性商品の評価に関する選好構造を多元的に表現して、人にやさしいヒューマン・インタフェースを追求するためにファジィ構造モデルを応用することを試み、VTRの使いやすさを高めている条件を明らかにした。 (3)計量心理学の手法である「Scheffeの一対比較法」について、一対比較が不完全な場合、ならびに、最少の一対比較数の場合にも適用できるように、手法の改良・拡張を行った。 (4)外れ値や異常値の影響を受けにくくするため、探索的データ解析を適用することを検討した。 6.システムを構成するモデルバンクにおける分析モデルについて、以下の改良を行った。 (1)AHP(階層化意思決定法)について、評価が整合的でない場合にも適用できるように改良を行った。 (2)感性商品を開発する際の品質保証システムにおいて、ファジィ理論を応用することを提案した。 なお、これらの研究成果について30件の発表を行った(印刷中を含む)。
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Report
(1 results)
Research Products
(30 results)