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高温下における金属間化合物の弾性挙動

Research Project

Project/Area Number 06215220
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

小岩 昌宏  京都大学, 工学部, 教授 (00005860)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 克志  京都大学, 工学部, 助手 (30236575)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords弾性率 / 金属間化合物 / 温度依存性 / 弾性異方性 / 直方体共振法
Research Abstract

1.測定精度の向上
直方体共振法による弾性率測定では、コンピュータによる共振周波数の計算精度と試料を直方体に整形する際の理想的な直方体形状からのずれの2点が測定精度全体の大きな割合を占めている。近年のコンピュータの著しい発達により、高精度の計算を短時間で行うことができるようになり、試料の整形のずれが大きな誤差の要因となっていた。今回新たに購入した研磨機とゴニオメータとを組み合わせて用いることによって、従来の方法より簡単に高精度の試料を作成することが可能となった。その結果、理論的に計算された共振周波数と実測値はほとんど一致するようになった。また、同一組成の試料を2個用意し、それぞれ独立に弾性率の測定を行った結果、誤差の大きいものでも約1%程度と、数mm角の試料から非常に高精度の弾性率測定が行われていることが確かめられた。
2.高温弾性特性の測定
上記のように本方法における弾性率の測定精度を確認した後、Ni3Geに対して弾性率の温度依存性の測定を行った。本金属間化合物は、以前の測定において弾性異方性の温度変化に異常が見られた系である。精度の高い今回の測定においても同様の異常が見られ、さらにその異常の観察される温度が組成によって変化するという新たな知見を得ることができた。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2018-06-07  

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