Project/Area Number |
06220102
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
宇津呂 雅彦 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (50027421)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮地 孝 東京大学, 原子核研究所, 助手 (20013401)
川端 祐司 京都大学, 原子炉実験所, 助教授 (00224840)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 超冷中性子 / 固体鏡式ボトル / 崩壊粒子 / 貯蔵寿命 / 中性子崩壊 |
Research Abstract |
固体鏡式における超冷中性子反射損失低減化の方策を適用した冷中性子ボトルを試作し、中性子貯蔵寿命の長い固体鏡式ボトル実験装置を作成し、これにより中性子の崩壊粒子の測定及び分析を行った。 実験装置の作成に際し、京都大学原子炉実験所の研究用原子炉を用いて、(1)ボトル鏡面の不純物水素量の低減化を図り、(2)ボトルを構成する鏡面の接合部のすきまの影響の低減化を考慮し、(3)ボトルの中性子注入部及び取り出し部の影響を回転式弁やスライド式弁の効果を比較検討し、(4)中性子崩壊ボトルにおいて使用する中性子反射膜付きシリコン半導体式ベータ線検出器の貯蔵寿命への影響を検討することにより、貯蔵寿命100秒以上の中性子崩壊実験用ボトルの実現の可能性を見出すことが出来た。
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