Project/Area Number |
06221264
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
本橋 洋一 日本大学, 理工学部, 教授 (30059969)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | ゼータ関係 / 保型形式 / 跡公式 / 素数分布 |
Research Abstract |
リーマン・ゼータ関数の「6乗平均値問題」は素数分布論において、きわめて重要な問題であるが、その解決のために、SL(3,Z)についてのKuznetsov跡公式を確立することが、必要であることが認識された。しかし、一方においてより高次の課題である「8乗平均値問題」については、意外な発見が研究の中でなされた。それは、8乗平均値に対しては、おそらくSL(2,Z)の理論で充分であろうという認識である。すなわち、8乗平均値は、1変数(複素)保型形式に属する諸々の「量」によって、完全に表現可能である。 このことから発展して、SL(2,Z)におけるHecke部分群とSL(3,Z)との関連が示唆された。 本研究の主要部は、平成6年10月京都大学数理解析研究所共同研究集会「解析的整数論」(代表:本研究代表者)において発表・討論された。
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