Project/Area Number |
06227248
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
宇根山 健治 岡山大学, 工学部, 教授 (00033150)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 貴志 岡山大学, 工学部, 助教授 (00170556)
|
Project Period (FY) |
1994
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
|
Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
|
Keywords | トリフルオロアラニン / ハロゲン化イミドイル / トリフルオロメチルインドール / トリフルオロメチルキノリン / アゾ化合物 |
Research Abstract |
(イ)ヨウ化トリフルオロアセトイミドイルの光反応による炭素-ヨウ素結合切断を経るトリフルオロアセトイミドイルラジカル(2)の調製とその反応性の研究。 ヨウ素体(1)を高圧水銀燈で照射するとラジカル(2)を生成し、フェニルアセチレンと反応して、2-トリフルオロメチル-4-フェニルキノリンが生成した。またN-アリール基の2-位にアルキル基を有するヨウ素体(1)の反応では、分子内環化により、3-アシルインドール体が収率70%で生成した。 (ロ)シリル化トリフルオロアセトイミドイルのフッ素物イオンによる金属対を有しないイミドイルカルボアニオンの調製。 トリメチルシリル化体(3)を合成し、室温下、テトラブチルアンモニウムオルオリドを作用させると、金属対イオンを有しないイミドイルカルバニオンを効率良く生成できた。親電子剤として、アルデヒド,ケトンを反応させると収率50〜80%で付加体を与えた。相当するリチウム体が-65℃以下でしか安定でない事と比較して、本研究で調製したイミドイルカルバニオンは,非常に安定であり,合成中間体として活用できることを明らかにした。 (ハ)ヨウ素体(1)のパラジウム化を経る炭酸化を光学活性2,2,2-トリフルオロアラニンの合成。光学活性オキサボロリジンを触媒として、カテコールボランで還元することにより、α-イミノプロピオン酸エステルを光学活性アラニンに誘導した。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)