Project/Area Number |
06228204
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
天埜 堯義 茨城大学, 理学部, 教授 (60037249)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 半導体レーザー / 分子イオン / 速度変調法 / レーザー誘起蛍光 |
Research Abstract |
本年度より研究計画はスタートしたが、ほぼ計画どうりに進行した。具体的には以下に列記する。 (1)速度変調放電電源装置、高速真空排気装置、放電吸収セルはほぼ完成した。電源の周波数特性、昇圧トランスの性能試験を行い、当初の性能を満たしていることを確認した。 (2)半導体レーザー装置は、波長領域、単一モード周波数掃引機能を考慮し、EOSI社製品を導入したが、EOSI社側で製造課程に問題が生じ、当初の性能を満たすように要請中である。レーザーが使用可能になり次第、H_2O^+をテスト分子として速度変調蛍光の検出実験を開始する予定である。 (3)上記レーザーとは別に、DFB半導体レーザー(日立製)を光源とし、1.6μm帯での分光が可能になり、上記放電装置と組み合わせ、分光測定テストを行った。 (4)半導体レーザー分光の重要な応用分野として、大気汚染物質の検出・同定がある。内燃機関中で発生すると思われる窒素酸化物の高分解能・高感度検出への準備段階として近赤外領域でのスペクトルをフーリエ変換分光器を用いて測定した。
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