ゼオライト細孔内空間における金属カルボニルの光化学
Project/Area Number |
06228210
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
堂免 一成 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教授 (10155624)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野村 淳子 東京工業大学, 資源化学研究所, 助手 (60234936)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 光化学 / 紫外光励起 / ゼオライト / 金属カルボニル / ピコ秒赤外パルス / BBO(b-Ba_2B_2O_4) / AgGaS_2 / FT-IR |
Research Abstract |
(1)ゼオライト細孔内空間において希ガスと相互作用を持った水酸基の振動緩和時間をピコ秒赤外パルスを用いたポンプープローブ法を用いて測定した。水酸基の振動励起状態の緩和は希ガスの吸着により促進され、この効果は原子量の増大に伴い増大することを明らかにした。 (2)β-BaB_2O_4(BBO)とAgGaS_2(AGS)を用いたパラメトリック発生増幅および差周波発生をもとにした高出力でコヒーレントな赤外領域2.5-10μmでのピコ秒パルス光源の開発製作を行った。2個のBBO結晶を使ったパラメトリック発生増幅と回析格子からなる Nd:YAG レーザーの二倍波励起の光パラメトリック発生増幅器により1.1から1.8μmの線幅の狭い近赤外光を得た。この赤外光をシグナル光Nd:YAG レーザーの基本波をポンプ光として AGS 結晶を用いて差周波発生を行うことにより赤外光を発生させた。中赤外 5μmでのエネルギーと線幅は、それぞれ、80μJ/pulse、5cm^<-1>であった。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)