Project/Area Number |
06234101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
篠塚 勉 東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 助手 (10134066)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山屋 堯 東北大学, 理学部, 助教授 (00004367)
本間 寿広 東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 教務職員 (00209339)
藤岡 学 東北大学, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 教授 (70016111)
吉井 正人 東北大学, 高エネルギー物理学研究所, 助手 (00200931)
森 義治 東北大学, 高エネルギー物理学研究所, 助教授 (30124176)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 負イオン / RIビーム / オンライン質量分離器 / プラズマ |
Research Abstract |
平成6年度の本重点領域研究で採択された研究課題により,平成5年度において設計製作されたプラズマスパッター型RI用負イオン源の性能テストを行った. テストは東北大学サイクロトロンラジオアイソトープセンターに付置されている質量分離器を用いて行った. 負イオン源1号機は、安定核用に開発され特性のよくわかっているプラズマ・スパッター型負イオン源の構造、特性をなるべく乱さない様に設計することを基本方針とし、RI製造用ターゲットをイオン源内部に置き、特別注文したLaB6フィラメントを用いてプラズマを立てている.正イオン加速用であるオンライン質量分離器は加速電源を総て負イオン加速用に極性変換し,新規電源の制御は総て計算機制御化された. イオン源の性能テストは初期の計画どおり進められ,プラズマ特性,セシウムガス噴射量,負イオン引き出し用コンバータ電圧,等をパラメーターとして色々な条件でテストが行われた.現在,質量分離された負銅イオンが0.1mA得られている.このタイプのイオン源できちんと質量分離された性能テストが行われたのは初めてである. サイクロトロンによって生成された短寿命核を負イオン化する実験は平成6年度末に予定しており,現在準備中である. 本オンライン実験には米国オ-クリッジ研究所のRIビームプロジェクトのグループも興味を持ち,技術的な意見交換も行っている.
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