Project/Area Number |
06234201
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
加藤 幾芳 北海道大学, 理学部, 助教授 (20109416)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 中性子過剰核 / 中性子ハロ- / Borromean |
Research Abstract |
1.^6He核の研究 (1)^4He+n+n模型を用いて、^6He核の結合エネルギー(0.975 MeV)および観測される励起共鳴状態(2^+,1.80 MeV)が理論的にほぼ説明されることを示し、論文として発表した。 (2)p-殻配位を持つ全ての励起共鳴状態を分析し、低エネルギー領域(〜5 MeV)に実験的にまだ見つかっていない2^+,1^+,0^+状態が存在し得ることを理論的に予言した。(論文投稿中) 2.^<10>He核の研究 (1)^8He+n+n模型を用いて、^<10>He核の共鳴エネルギーと寿命(共鳴巾)を理論的に求め、最近観測された値を良く説明することを示した。 (2)励起共鳴状態についても理論的予測を行った。 これらの研究は、研究継続中。 3.^<11>Li核の研究 (1)最近の^<10>Li核の実験から決められた^9Li-n相互作用を用いても^<11>Li核の結合エネルギーを理論的に説明することは出来ないことを示した。 (2)^9Liコア核の励起自由度の分析を行い、1粒子励起の効果は小さく2粒子励起(対励起)の効果を定量的に分析を行った。 これらの結果について論文を作成中。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)