Project/Area Number |
06239101
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
閑 春夫 群馬大学, 工学部, 教授 (40008454)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 正 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (40029442)
小山 泰 関西学院大学, 理学部, 教授 (90079666)
増原 宏 大阪大学, 工学研究科, 教授 (60029551)
大野 健 大阪大学, 理学研究科, 教授 (10029697)
濱之上 熊男 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (30025374)
|
Project Period (FY) |
1996
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
|
Budget Amount *help |
¥149,200,000 (Direct Cost: ¥149,200,000)
Fiscal Year 1996: ¥31,700,000 (Direct Cost: ¥31,700,000)
Fiscal Year 1995: ¥47,500,000 (Direct Cost: ¥47,500,000)
Fiscal Year 1994: ¥70,000,000 (Direct Cost: ¥70,000,000)
|
Keywords | 光反応 / 励起状態 / 水素原子移動 / 電子移動 / 蛍光 / レーザー分光法 / 光合成 / プロトン移動 / トンネル効果 / レーザー光分解法 / 光異性化反応 / アブレ-ジョン / ナノ秒画像解析法 / ナノ秒写真観測法 |
Research Abstract |
1.凝縮相における光反応過程の研究(群馬大・工・閑春夫) 光反応過程に対する環境場の効果をレーザー光分解法により研究した。特に、三重項励起錯体の水素結合誘起電子移動反応を見出した。 2.凝縮相における光反応ダイナミックスの研究(京都工繊大・工芸・濱之上熊男) サブピコ秒からナノ秒にわたるレーザー光分解法によりアントラセン誘導体、ニトロアントラセン類の光異性化、光電子移動、光解離反応を研究した。 3.固溶体における光電子移動反応の研究(阪大・院理・大野健) 混合原子価錯体の金属間電荷移動帯の光励起によって生ずる高速電子移動反応について研究し、その正方向及び逆方向の電子移動速度を決めた。 4.界面における動的分子間相互作用に関する研究(阪大・院工・増原宏) ナノメートルサイズの有機微結晶を界面層や高分子中に分散した系での蛍光分光特性について、新しく開発した近接場顕微分光システムにより検討した。 5.時間分解ラマン分光法による光合成初期過程の研究(関西学院大・理・小山泰) 光合成初期過程で重要なバクテリオクロロフィルaの光励起、電子移動、三重項エネルギー移動、配位状態について時間分解ラマン分光法により研究した。 6.超高速分光法による励起状態の緩和過程の研究(阪大・院基礎工・岡田正) サブピコ秒レーザー光分解法による蛍光消光反応における温度効果の解析及び溶液中におけるラジカル対のジェミネート再結合の実測を理論的解析と併せて行った。
|