Project/Area Number |
06239110
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
安保 正一 大阪府立大学, 工学部, 教授 (70094498)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小嶋 政信 信州大学, 農学部, 助教授 (20153538)
田中 庸裕 京都大学, 工学部, 助手 (70201621)
桑畑 進 大阪大学, 工学部, 助教授 (40186565)
佐藤 真理 北海道大学, 触媒化学研究センター, 助教授 (70001724)
沢木 泰彦 名古屋大学, 工学部, 教授 (30023120)
堂免 一成 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10155624)
橋本 和仁 東京大学, 工学部, 助教授 (00172859)
川崎 昌博 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (70110723)
佐藤 弘保 三重大学, 工学部, 教授 (20029440)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥97,900,000 (Direct Cost: ¥97,900,000)
Fiscal Year 1996: ¥23,600,000 (Direct Cost: ¥23,600,000)
Fiscal Year 1995: ¥21,500,000 (Direct Cost: ¥21,500,000)
Fiscal Year 1994: ¥52,800,000 (Direct Cost: ¥52,800,000)
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Keywords | 光化学 / 固体光触媒 / 反応ダイナミックス / 固体表面 / ミクロ空間 / ゼオライト / 光反応過程 / 光機能分子 |
Research Abstract |
安保正一 : ゼオライトの細孔空間を利用し、新しい光触媒系の構築が可能であること、ゼオライト種や担持方法により、局所構造と光触媒特性が制御できることを明確にした。川崎昌博 : 表面吸着種と基板表面の関係について、各基板への吸着機構、光分解過程を角度分解型XPS法により研究し、吸着種が光吸収により表面脱離することが分かった。橋本和仁 : 微小電極を用いて、酸化チタン薄膜光触媒を用いた有機物の分解の酸化反応と還元反応の分離観察に初めて成功し、ジカル連鎖反応過程を明らかにした。堂免一成 : Ni(110)表面に吸着したCO分子をピコ秒の紫外(266nm)レーザーで励起したときの振動ダイナミクスをピコ秒の赤外・可視SFGをプローブとして検討した。沢木泰彦 : ハイドロタルサイト粘土にビニル安息香酸をインターカレートし、光重合の制御について検討し、シンジオタクチックの立体規則性が推定された。田中庸裕 : シリカ担持酸化バナジウムにアルカリイオンを添加すると、可視光を利用でき、気相酸素によるベンゼンの水酸化が効率良く進行することが見いだされた。小嶋政信 : ゼオライト細孔内での芳香族オレフィン・酸素分子間電荷移動錯体の形成への交換カチオン種、細孔径の大きさを検討し、プロトン付加や電子移動機構を解明した。佐藤真理 : 銀(111)面に物理吸着したペンタ鉄カルボニルの光分解について研究した結果、320nm付近では銀の表面プラズモン励起によって分解が促進されるがわかった。桑畑進 : 半導体超微粒子を固定した電極として、電気泳動電着によりTiO2超微粒子を固定した電極、自己集合単分子膜により、CdS超微粒子を共有結合した電極を調製した。
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