Project/Area Number |
06240106
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
楠本 正一 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30028253)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小倉 協三 東北大学, 反応化学研究所, 教授 (80006303)
三川 潮 富山医科薬科大学, 薬学部, 教授 (60012613)
橘 和夫 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (70142081)
杉浦 幸雄 京都大学, 化学研究所, 教授 (40025698)
山田 靜之 (山田 静之) 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90022540)
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Project Period (FY) |
1994 – 1997
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
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Budget Amount *help |
¥110,300,000 (Direct Cost: ¥110,300,000)
Fiscal Year 1997: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥9,100,000 (Direct Cost: ¥9,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥9,000,000 (Direct Cost: ¥9,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥89,200,000 (Direct Cost: ¥89,200,000)
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Keywords | 超分子 / 構造認識 / 生物活性 / 天然有機化合物 / DNA / 脂質 / 糖質 / 蛋白質 |
Research Abstract |
生物活性天然有機化合物が示す多様な作用は、いずれもそれらの化合物がまず生体側の分子によって特異的に構造を認識され、超分子というべき複合体を形成することに始まる。本研究は天然有機化合物による生物機能発現の最初の段階にあたる超分子の形成過程と機能発現の機構を有機化学的に明らかにすることを目指して平成6〜8年度の3年間にわたって実施した重点領域研究「天然超分子の化学」の研究成果を取りまとめるために行ったものである。 比較的低分子量の有機分子から核酸、脂質、糖質、蛋白質にいたる広範な天然有機化合物を対象とした研究成果を整理し、領域研究に参画した多数の研究者の今後の研究の展開に活用するとともに、これを広く公表して関連分野の発展に資することを目指して以下の活動を行った。すなわち、6月に大阪で「成果取りまとめシンポジウム」を公開で開催し、各班から選ばれた6名が領域を代表して3年間の研究を中心に講演した。この際、できるだけ全班員の参加を得るために、交付を受けた予算から班員の旅費を支出した。このシンポジウムの機会に各班長がそれぞれの研究成果の概要を集め、取りまとめの方針を検討する資料とした。またこの資料を中心として研究終了ヒアリングの説明資料およびその際に提出する報告書を作成した。そこには新聞報道などを通じて社会的に与えたインパクトも紹介するよう務めた。この報告書は各班の主な成果の概要をわかりやすくまとめ、各研究者の主な発表論文を収録して情報源としての価値を高めたもので、これを領域ニュースとしても全員に配付した。続いて個々の3年間の研究成果について各班員から和文4、英文2ページの要旨を集めて、和英の研究成果報告書を印刷し、これを広く配付した。
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