Project/Area Number |
06241104
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
山瀬 利博 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80016576)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中松 博英 京都大学, 化学研究所, 助手 (00150350)
小波 秀雄 東北大学, 反応化学研究所, 助手 (40186713)
大野 弘幸 東京農工大学, 工学部, 助教授 (00176968)
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Project Period (FY) |
1994 – 1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥45,700,000 (Direct Cost: ¥45,700,000)
Fiscal Year 1996: ¥16,700,000 (Direct Cost: ¥16,700,000)
Fiscal Year 1995: ¥15,000,000 (Direct Cost: ¥15,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥14,000,000 (Direct Cost: ¥14,000,000)
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Keywords | ヘテロポリ酸 / エネルギー移動 / ポリエーテルによる分離 / フタロシアニン錯体 / 時間分解スペクトル / 電子移動 / X線構造解析 / DVXα法による軌道計算 / チオガレート / Euの発光 / ポリエチレンオキサイド / 発光のスイッチング / ジエチレングリコール / フタロシアニン二量体 / 時間分解吸収スペクトル / Eu^<3+>の配位子場 / ポリエチレンオキシド / 有機高分子発光素子 / チクソトロピー / 時間分解EPR |
Research Abstract |
最近接のEu^<3+>…Eu^<3+>距離がそれぞれ5.02、6.12、3.76Åの〔Eu_3(H_2O)_3(SbW_9O_<33>)(W_5O_<18>)_3〕^<18->、〔Eu_4(MoO_4)(H_2O)_<16>(Mo_7O_<24>)_4〕_<14->,{〔Eu_3O(OH)_3(H_2O)_3〕_2Al_2(Nb_6O_<19>)_5}^<26->をこれまで見い出してきた。これら3種類のポリ酸の中でEu^<3+>が占めるサイトの一部をTb^<3+>に置換したTb^<3+>/Eu^<3+>の混合ポリ酸,TbEu_<12>,TbEu_3,Tb_5Euをそれぞれ合成しキャラクタリゼーションを行った後Tb^<3+>→Eu^<3+>への分子内エネルギー移動の動力学を明らかにし構造解析結果と合わせて議論された。 負の溶解度-温度依存性を示すポリエチレンオキシドオリゴマーを溶媒として希土類塩の分離を試みる中で適切な分子量のポリエーテルを溶媒として特定の希土類塩が選択的に効率良く分離できることを明らかにした。例えばトリエチレングリコールにSmCl_3・6H_2O,LaCl_3・6H_2Oを溶解させた場合高温側ではLaCl_3のみが析出した。またNdCl_3・6H_2Oとジエチレングリコール(DEG)錯体,Nd(DEG)_3Cl_3の構造を明らかにした。 一連の希土類金属を含むサンドイッチ型フタロシアニン錯体の光エネルギー移動、電子移動過程を時間分解温度吸収スペクトル測定ににより明らかにした。
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