Project/Area Number |
06241254
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
塩谷 光彦 広島大学, 医学部, 助教授 (60187333)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 栄一 広島大学, 医学部, 教授 (30034010)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 大環状ポリアミン / 希土類錯体 / 生体分子 / 分子認識 |
Research Abstract |
本研究では、1)核酸の認識・変換能、2)高感度な生体分子検知能、3)RIミサイル制癌剤や抗HIV活性化合物などの医薬学的機能が期待される、新規大環状ポリアミン希土類錯体の設計・合成を行った。 1.核酸切断、糖やアミノ酸の認識、核酸蛍光プローブを目的とした、数種の新規大環状ポリアミン希土類錯体を合成した。 2.RIミサイル制癌剤のための新規ペンダント型大環状キレート剤を合成し、^<88>Y^<III>の錯生成速度と生体内安定性について比較検討した。その結果、ペンダント基が^<88>Y^<III>と環状部分の錯生成を促進し、血清中においても安定な錯体を生成することがわかった。 3.Tb^<III>イオンの蛍光特性を利用した核酸センサーの検討を行った。その結果、DOTA-Tb^<III>錯体が、グアニンを含む一本鎖ポリヌクレオチドと相互作用し、強い蛍光を発することを見出した。現在、そのメカニズムと配位子の構造の効果について検討している。 4.DOTA希土類錯体の抗HIV活性および細胞毒性の検討を行ったが、抗HIV活性はなかった。しかしながら、これらの細胞毒性は極めて低く(CC_<50>>500mg/ml)、これらの類縁体を生体内で使用する際の安全性を支持するデータとなった。
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