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ヒト免疫細胞の発生分化に関する分子生物学的研究

Research Project

Project/Area Number 06265212
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionToyama Medical and Pharmaceutical University

Principal Investigator

村口 篤  富山医科薬科大学, 医学部, 教授 (20174287)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 一色 弘  富山医科薬科大学, 医学部, 助手 (40251897)
田合 ひろみ  富山医科薬科大学, 医学部, 助手 (00242488)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywordsリンパ球前駆細胞株 / ストローマ細胞株 / RAG-1遺伝子 / サイトカイン / RAG-1ゲノム構造 / プロモーター / 転写調節因子
Research Abstract

(1)ヒト胎児肝より、未分化型リンパ球表面マーカー(CD2,CD19)を有し、胚型TCR遺伝子および胚型Ig遺伝子構造をもち、かつRAG遺伝子を発現していないクローン化リンパ球前駆細胞株(FL8.2.4.4)を樹立した。
(2)FL8.2.4.4細胞とマウス骨髄由来ストローマ細胞株PA-6の共培養の実験系を用いて、(1)PA-6との共培養のみではFL8.2.4.4にRAGの発現は誘導されないこと、(2)種々の混合サイトカイン(IL-2,IL-3,IL-6,IL-7,GM-CSF,SCF)存在下で培養すると、FL8.2.4.4細胞に12時間以内にRAGの発現が誘導されること、(3)個々のサイトカインについては、IL-3,IL-6,IL-7がRAGの発現誘導に関与し、これらのサイトカインの間に相乗効果が認められること、(4)RAGの発現誘導にFL8.2.4.4細胞とPA-6接着が必須であること、(5)FL8.2.4.4細胞をパラホルムアルデヒドで固定したPA-6細胞と共培養してもFL8.2.4.4にRAGの発現が誘導されることを明らかにした。
(3)ヒトゲノムライブラリーから、RAG-1cDNAを用いてRAG-1ゲノム遺伝子をクローニングし、その構造を解析した。その結果、(1)RAG-1は約4kbのイントロンをはさむ2つのエクソンからなること、(2)RAG-1はTdT遺伝子やmb-1遺伝子と同様のnon-TATA遺伝子構造であること、(3)複数(少なくとも4箇所)の転写開始点を持つこと、(4)塩基配列が決定されたプロモーター領域(580bp)に、Ets-1,Lyf-1,Ig-enhancer box,GATA,NF-IL6などの転写調節蛋白の結合配列が存在することを明らかにした。ゲルシフト法等により、どのような転写因子がどの領域に決定するかを現在明らかにしつつある。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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