Project/Area Number |
06271220
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
定方 正毅 東京大学, 工学部, 教授 (30011175)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原野 安土 豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (90238204)
金 煕濬 豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (50242045)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | 窒素酸化物 / 触媒 / ディーゼル / 選択的還元 |
Research Abstract |
本研究は酸素過剰条件下におけるNOxの除去を目的とし、新しい反応装置を考案、作製し実験を行った。 反応器は多孔質ガラス細孔内に金属を担持させ触媒とし、内側に環元ガスを外側に反応ガスを流して実験を行った。 酸素過剰の反応実験に先立って多孔質ガラスの外側にNi、Fe、Fe-Niを塗布により担持した触媒を用いNO-H_2で実験を行い、いずれの触媒においても充填方触媒よりも低い反応温度でNOが減少し、N_2の生成が見られることを確認した。次に、Ni、Feを塗布した多孔質触媒を用い酸素過剰の条件下でNO-H_2-O_2の反応実験を行った結果、反応温度250℃においてN_2の生成が確認された。しかし、塗布による触媒担持は担持の再現性が極めて困難なため担持方法を溶液に浸す担持方法に変更した。 浸透は1Nのニッケル水溶液に24時間浸し、その後500℃で5時間空気中で焼成を行った。還元はそれまでと同様に700℃-2時間で行った。その結果1回の浸透法による担持では酸素過剰条件ではN_2の生成は見られなかった。そこで、還元と担持を繰り返すことによりNO-O_2-H_2が細孔0.7%、4.4%、2.96%の条件下で反応温度250℃においてN_2を生成することが出来た。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)