Project/Area Number |
06280121
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Japanese Foundation For Cancer Research |
Principal Investigator |
樋野 興夫 財団法人癌研究會, 実験病理部, 部長 (90127910)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 訓也 熊本大学, 医学部, 助教授 (40240915)
北村 大介 九州大学, 生医研, 助手 (70204914)
松隈 章一 神奈川県, がんセンター, 主任研究員 (30106166)
徳久 剛史 千葉大学, 医学部, 教授 (20134364)
岩倉 洋一郎 東京大学, 医科研, 教授 (10089120)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥21,000,000 (Direct Cost: ¥21,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥21,000,000 (Direct Cost: ¥21,000,000)
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Keywords | トランスジェニックマウス / ノックアウトマウス / 癌遺伝子 / 癌抑制遺伝子 / 多段階発癌 / 疾患モデル |
Research Abstract |
癌化遺伝子の機能を固体の発癌系を用いて明らかにしようと、癌遺伝子、癌関連遺伝子導入マウスおよびそれらの遺伝子破壊マウスを作製し,癌化の有無およびその細胞の種類を解析した。また、多段階的な発癌過程を癌化した細胞を材料にして、染色体異常、導入遺伝子以外の癌遺伝子の活性化、癌抑制遺伝子の不活性化を2次的変化として解析した。以上より、たとえ遺伝子異常があらゆる組織に存在していても実際に癌が発生するのは、或る特定の臓器組織、特定の分化、増殖段階にある細胞からであること、また、出来た癌はclonalで2次的な癌化のhitsが必要であることが示された。組織および細胞特異的な癌化を規定する宿主側の因子の存在、およびその分子レベルでの解明がヒト疾患モデルを考える上でも重要であることが確認された。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)