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細胞増殖を制御するケモカイン・ファミリーの分子生物学的研究

Research Project

Project/Area Number 06281249
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

野見山 尚之  熊本大学, 医学部, 講師 (00156225)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 久木田 敏夫  九州大学, 歯学部, 助教授 (70150464)
三浦 洌  熊本大学, 医学部, 教授 (70093466)
瀬戸山 千秋  熊本大学, 医学部, 講師 (60040250)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Keywordsケモカイン / サイトカイン / YAC / 造血幹細胞 / ヒト染色体17番 / LD78
Research Abstract

【CCケモカイン遺伝子クラスター】 CEPH mega-YACライブラリーからヒトCCケモカイン遺伝子クラスターを含む約30クローンを同定し、一つのコンティグを作成した。このクラスターは数Mbにわたると考えられ、CCケモカイン8種の遺伝子の染色体17番q11上の配列順序が判明した。またCCケモカイン遺伝子クラスターはLD78α,LD78β,AT744.1,AT744.2,RANTESのグループとI-309,MCP-1,MCP-3のグループが、ケモカインメンバーの見出されていない領域を挟んで存在していた。またこのコンティグにはD17S933が含まれ、周囲には神経線維腫症遺伝子NF1および乳ガン遺伝子BRCA1が存在していた。次に単離したYACクローンのうちの3種を用いてこれらにハイブリダイズするヒト脳cDNAのクローニングを試みた。既知のあるいはそれに相同なcDNAは単離されているが、ケモカインのcDNAはまだ見いだしていない。
【ヒト中枢神経系、骨髄好酸球前駆体および骨芽細胞でのCCケモカインLD78の構成的発現】 RT-PCR法で調べるとヒト脳でCCケモカインのLD78などが検出された。そこでヒトの脳12切片を抗LD78モノクローナル抗体を用いて免疫組織染色法で調べるといずれのサンプルでも神経細胞やアストロサイトと思われるグリア細胞が染色された。また以前に免疫組織染色法で骨髄中の好酸球前駆体がLD78を産生していることを見いだしていたが、今回in situ hybridization法で調べると好酸球前駆体以外に骨芽細胞がLD78を発現していることが分かった。中枢神経系でのLD78の役割は不明であるが、今回の結果から骨芽細胞が分泌するLD78が破骨細胞の分化を調節していると考えられ、LD78が骨代謝にも深く関与していることが分かった。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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